今回の映画「星に語りて –Stary Sky-」は、2011年3月11日 東日本大震災、障害のある人との事実を元に描かれた劇映画になって、上映時間120分です。
この映画は、東日本大震災の時の障害のある人の状況と支援者の活動を描いた劇映画です。障害のある人のことを広く市民の方に広く知っていただくこと、「東日本大震災を忘れないこと」を目的とし、制作されました。災害時に「避難行動要支援者」となる障害のある人が無事に避難することができれば、より多くの方が避難できることにつながります。高齢の人や障害のある人が住みやすい社会は、すべての人にとって住みやすい社会です。本映画がその一助となることを願って、東近江圏域で自主上映運動を展開しています。
原作および脚本は、「どんぐりの家」の作者で漫画家の山本おさむ氏がてがけ、障害者当事者も出演者として起用されています。
私達3法人、あゆみ福祉会、蒲生野会、やまびこ福祉会は、この映画を作成したきょうされんに加盟しています。きょうされんは、1977年障害のある人の願いをもとに16カ所の共同作業所によって結成され、現在1870カ所の障害者事業所が加盟し共に活動を続けています。きょうされんでは、これまで10年ごとに記念事業として、障害のある人の実情と願いを伝える映画上映運動を開催してきました。
今回の映画は、各地域、各自治体で進められている防災計画の参考にして頂ける映画にもなっています。
障害のある人も障害のない人も「安心・安全な地域づくり」が前進することを願い、私達は東近江圏域23万人をはじめ多くの県民方に知って頂きたいと思っています。